ブランド保護が損益に与える影響

ブランド保護が損益に与える影響

Chrissie Jamieson
Global Head of Marketing, MarkMonitor

 

2018年11月26日

オンライン上に潜む詐欺は貴社ブランドを傷付け、大切な顧客の信頼を失うことになります。そしてそれは売上にもマイナスの影響を与えます。

 

現代のオムニチャネル環境において、ブランド侵害の脅威はかつてなく増大しています。なりすましメールやサイトの脅威も特定の業界に限られた話ではありません。これまで、なりすましの対象は高級ブランドに限られていました。しかし現代では、あらゆる業界のあらゆるブランドが標的にされています。特に、知的財産がブランド価値となっているものは危険です。例えば玩具、医療機器、香水、化粧品、電子機器や装置の分野が、最大の危険にさらされています。

 

MarkMonitorでは、マーケティング部門の意思決定者600人を対象とした調査を実施しました。回答者の3分の2近くが、過去12カ月間でブランドの侵害が増えたと考えています。特に、化粧品や医療機器関連の安全性を考慮すると、模倣品の問題は深刻です。また脅威の規模について調査するため、回答者に、過去12カ月間で侵害や不正の標的とされたチャネルについて尋ねました。その結果、Webサイトの侵害率が最も高く、それに僅差でeメールの侵害も多数報告されました。さらに、大多数の回答者が、サイバー脅威の蔓延を受け、ドメイン名戦略を強化していると回答しています。

 

このような背景から、企業は一様に、ブランド保護戦略を進めていると述べています。セキュリティ脅威が拡大するに伴い、主な業務関係者から取締役に至るまで、オンラインブランド保護に関わる人は増えています。御社のブランド保護戦略は万全でしょうか?

 

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