White Rabbitとの戦略的提携により強化されたCompuMarkの中国商標ソリューション

White Rabbitとの戦略的提携により強化されたCompuMarkの中国商標ソリューション

 

世界中の商標専門家にとって、中国の動向は、いま最も気がかりなものとされています。CompuMarkが昨今行った調査結果では、2018年の世界の出願数の70%が中国からの出願であることが明らかにされています。今後中国で商標調査や監視を行う上で、中国の商標業界の動向を把握することが重要なことは言うまでもない状況です。

CompuMarkは2018年に出展をしたINTAの中で、中国の商標リーディングカンパニーである、White Rabbitとの戦略的提携を発表しました。以降、CompuMarkはお客様に中国商標ソリューションをお届けすべく、製品の機能強化を行ってまいりました。

最新の製品の機能強化は以下の通りとなります。

 

データ提供速度の向上

業界一の充実度と品質を誇るCompuMarkの中国データが、昨年より一ヶ月早くSAEGIS® 及びTM go365™上で利用可能になりました。これにより、お客様に最新のコンテンツへのアクセスを確保いただけるようになりました。

 

意匠検索・図形商標検索に関する検索対象データベースの追加

9百万件を超える中国の登録・審査係属中の図形商標をTM go365に追加しました。
これにより、世界の知的財産庁で利用されているCompuMarkの図形認識機能を利用した、中国の図形商標検索が可能となりました。またこれに加え、中国の意匠検索もTM go365でご利用いただけるようになりました。

 

Non-Latin Character Searching(日本語・中国語での検索が可能になりました)

中国語と日本語の文字から成る商標及び所有者の検索が可能になりました(対象データベースは中国・日本のみ)。「商標(オリジナル)」又は「権利者名(オリジナル)」の項目に中国語又は日本語を入力すると、英語の音訳ではなく現地語での結果が得られます。日本商標に関しては、「称呼・発音(オリジナル)」に全角カタカナを入力すると、称呼に基づく検索が可能です。

 

Non-Latin Character (NLC)ウォッチの改善

漢字によるNLCウォッチにおいて、Hit商標の漢字を(これまでの画像形式に対して)文字形式としてご報告することで、Hit商標に対する追加のオンライン調査を簡単に実施いただけるようになりました。

 

中国データにおける正確性の向上

中国商標局は一出願多区分制度を運用していますが、商標の審査及びステータスの更新は一出願一区分の手順を用いています。そのため、中国商標局と同じようにSAEGIS及びTM go365の中国検索結果を表示すべく、当社のシステムを更新しました。これにより、異なる国際分類における出願がそれぞれ異なるステータスである際にも、最も正確且つ最新の情報を確実にご覧いただけるようになりました。*ウォッチングに関しては、業務の重複回避のため、複数の国際分類が同時に公告された場合に限り、多区分形式のWatch Noticeを引き続きお送りいたします。

 

CompuMarkでは、お客様が自信を持って、中国でブランドを展開され、そして監視を行っていただけるよう、引き続き中国データとサービスの向上を行ってまいります。

 

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本件問合せ先

クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
CompuMark

〒107-6119
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル19階
TEL: 03-4589-2300
E-mail : compumark.cs.group.jp@clarivate.com