特許データから見る、インドのイノベーションの現在

 

特許データから見る、インドのイノベーションの現在

 

2020年4月

グローバル企業の特許戦略上、重要なマーケットであるインドは、インド国内の組織・企業によって、イノベーションのトレンドに変化が起きています。

このたび、クラリベイトでは、インドでのイノベーションの現状に関するレポートを作成しました。レポートでは、Derwent Innovationを用い、現地で出願された特許データを調査しています。

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全特許公報に対するインド優先の公報の割合は増加(2014年の23%から2018年の34%へ)し、年平均増加率(CAGR)は16%(2014年~2018年)に達しています。
インド優先特許の増加は、この国でイノベーティブなアイデアが増えており、インド国内の組織・企業などで特許権の意識が向上していることも示唆しています。

 

表 1. インド特許件数推移 (2014~2018年)
出典: Derwent Innovation.

近年のスマートフォンに関連するテクノロジーとその用途の急増により、通信分野が31%と最速で成長しています。これに続き、インド産業の重要な柱を形成し、経済に大きく貢献するコンピューティングと自動車と航空が続きます。機器・検査装置の年間成長率は堅実に推移しています。これは、エンジニアリング業界での検査・測定やヘルスケア分野での診断テストの重要性が高まっていることを示しています。

 

図2. 各技術分野における、インド優先特許件数の成長率 (2014~2018年)
出典: Derwent Innovation.

各技術分野の詳しい調査結果や、出願人について、レポート本文で詳細に解説しております。「The India Innovation Report」をダウンロードして、ご参照ください。(本文は英語になります。日本語によるレポート概要も同時に提供いたします。

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