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クラリベイトが2025年版 Journal Citation Reportを発表

クラリベイトが2025年版 Journal Citation Reportを発表

誕生50周年を迎え、研究の公正性の強化を重視

2025年6月18日、ロンドン(英)- 革新的なインテリジェンスを提供する世界有数の情報プロバイダーである、クラリベイト(NYSE:CLVT)は、本日2025年版Journal Citation Reports (JCR)を発表しました。誕生から今年で50年を迎えるJCRは業界をリードするジャーナル指標データベースです。学術機関、研究者、出版社が世界の主要な学術誌の信頼性と影響力を判断するための包括的な情報を提供します。

Web of Science Core Collectionの厳格な品質基準に適合したジャーナルのみがJCR に収録されるため、利用者はJCRの情報や記述データを確信をもって利用することができます。JCRはジャーナルのパフォーマンスに対するユーザーの理解を深めるため、広く浸透しているジャーナル・インパクトファクター(JIF)やJournal Citation Indicator(JCI)を含む、出版社に依存しない豊富なデータ、指標、分析を提供します。

2025年の主なハイライト:

  • JCRは254分野にまたがる合計22,249誌のデータを収録します。
  • このうち6,200誌がゴールド・オープンアクセスで出版されています。
  • 科学分野の14,591誌、社会科学分野の7,559誌、芸術・人文科学分野の3,368誌を含む111カ国の学術雑誌にJIFが付与されました。
  • 初めてJIFを付与されたジャーナルは618誌です。
  • 本年のリリースでは、JIF計算する際に、分子から撤回論文に対する引用および撤回論文からの引用を除外し、撤回論文の引用がJIFの数値に寄与しないようにしました。しかし、撤回論文は依然
    として論文数(JIFの分母)に含まれており透明性と説明責任を維持しています。このポリシーが影響するのは全体の約1%のジャーナルです。

クラリベイトのWeb of ScienceのSenior Vice President & Editor-in-Chiefを務めるDr. Nandita Quaderiは次のように述べています。「私たちは、学術的な状況の変化に適応しながらも、伝統を忠実に守っていることを誇りに思います。JCR誕生50周年を迎えるにあたり、創設者ユージン・ガーフィールドのビジョンを受け継ぎ、未来に目を向け、科学的記録の完全性を維持し、より公平で透明性が高く、信頼できる学術的なエコシステムを目指して歩み続けます。」

クラリベイトのアカデミア&ガバメント部門でリサーチアナリティクスのSenior Vice Presidentを務めるEmmanuel Thiveaudは「2025年版Journal Citation Reportsを発表できることを嬉しく思います。Journal Citation Reportsは、世界の研究コミュニティにとって不可欠なツールであり続けています。これらの貴重なデータと洞察は、研究者や研究機関が十分な情報に基づいた意思決定を行うための力となり、知識とイノベーションの発展を促進することでしょう。」と述べています。

Journal Citation Reportsで利用可能なすべてのデータ、指標、また分析についてはこちらをご覧ください。

今年の変更点の詳細については、ブログをご覧ください。

クラリベイトについて

Clarivateは、世界有数の情報サービスプロバイダーです。当社は、人と組織を信頼性の高いインテリジェンスでつなぎ、人々の視点、仕事、そして世界を変えます。学術・政府機関、ライフサイエンス・ヘルスケア、および知的財産の分野で深い専門知識と結びついたサブスクリプションおよびテクノロジーベースのソリューションを提供しております。詳細については、clarivate.com/ja をご覧ください。

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