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クラリベイト引用栄誉賞受賞者、日本人研究者2名を含む6名がノーベル賞を受賞

クラリベイト引用栄誉賞受賞者、日本人研究者2名を含む6名がノーベル賞を受賞

2002年以降、Institute for Scientific Informationが選出した引用栄誉賞受賞者のうち89名がノーベル賞を受賞

20251014日、ロンドン(英)― 革新的なインテリジェンスを提供する世界的リーディング企業であるClarivate Plc (NYSE:CLVT)は、2025年のノーベル賞受賞者6名(うち2名が日本人研究者)を予測したことを受け、クラリベイト引用栄誉賞のこれまでの継続的な成果を示しました。

クラリベイト引用栄誉賞は、Web of Science Core Collectionの信頼性の高いデータをもとに厳密な引用分析と専門的な知見を組み合わせ、ノーベル賞級の研究とその研究者を特定しています。2002年以降、クラリベイトのInstitute for Scientific Information(ISI)により選出されたクラリベイト引用栄誉賞受賞者のうち89名がノーベル賞を受賞しており、このプログラムが世界的な研究の卓越性を示す指標として信頼できることが示されました。

クラリベイト引用栄誉賞は、2,000回以上引用され世界の上位0.02%に入る論文の著者から選定されます。この実証的な手法で、学術界のみならず現実社会に貢献する研究者が特定されています。

クラリベイト引用栄誉賞受賞者のうち、本年ノーベル賞を受賞したのは以下の研究者です。

  • 坂口志文氏(大阪大学):末梢免疫寛容に関する発見で2025年ノーベル生理学・医学賞を受賞。2015年にクラリベイト引用栄誉賞を受賞。
  • 北川進氏(京都大学)およびOmar M. Yaghi(カリフォルニア大学バークレー校):金属有機構造体(MOF)の開発により2025年ノーベル化学賞を受賞。両氏は2010年にクラリベイト引用栄誉賞を受賞。
  • Joel Mokyr(ノースウェスタン大学)、Philippe Aghion(フランス高等師範学校およびINSEAD)、Peter Howitt(ブラウン大学):イノベーション主導の経済成長に関する理解を深めた功績により、アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行賞(経済学賞)を受賞。Joel Mokyrは2021年、Philippe AghionPeter Howittは2014年にクラリベイト引用栄誉賞を受賞。

クラリベイトのアカデミア&ガバメント部門でリサーチ&アナリティクスの上級副社長を務めるEmmanuel Thiveaudは次のように述べています。「将来のノーベル賞受賞者を正確に特定することは非常に難しい課題ですが、今年のノーベル賞の結果は、私たちのアプローチの有効性を改めて示すものとなりました。計量書誌学に基づく高度な分析と深い定性的専門知識を組み合わせることで、クラリベイト引用栄誉賞は社会に最も大きな影響をもたらす研究者を浮き彫りにします。」

「当社のアナリストによって数年前にノーベル賞に値すると評価されていた坂口志文氏、北川進氏、Omar M. Yaghi氏、Joel Mokyr氏、Philippe Aghion氏、Peter Howitt氏が、今回その功績が認められ、ノーベル賞を受賞されたことを大変嬉しく思います。彼らは免疫系の研究、先進材料の開発、イノベーション主導の経済成長において先駆的な貢献を果たしました。その業績は、変革的な研究が未来を形づくり、世界の喫緊の課題解決に貢献できることを示す素晴らしい例です。」

クラリべイト引用栄誉賞は開始以来、世界各地から多様な分野にわたる465名の研究者を顕彰してきました。彼らの研究は科学の進展に寄与するとともに、医療の革新、持続可能なエネルギー、経済的公平性、技術革新など、喫緊の社会課題の解決に大きく貢献しています。

影響力の大きい研究者を顕彰することで、クラリベイトは進歩を促す知の発展への取り組みを改めて表明します。クラリベイト引用栄誉賞は、今後も革新的な研究成果を称え、イノベーションを促進するとともに、次世代の研究者たちにインスピレーションを提供し続けます。

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報道者向け注記:

  • クラリベイト引用栄誉賞は、ノーベル賞の4部門(生理学・医学、物理学、化学、経済学)で選出されます。
  • クラリベイト引用栄誉賞の詳細や、これまでに受賞した研究者の一覧は、当社ウェブサイトでご覧いただけます。
  • クラリベイトのInstitute for Scientific Information (ISI)の研究分析部門責任者、David Pendleburyへの取材やインタビューをご希望の場合はクラリベイトまでお問合せ下さい。

 

クラリベイトについて

Clarivateは、革新的なインテリジェンスを提供する世界有数の情報サービスプロバイダーです。学術、知的財産および、ライフサイエンス・ヘルスケア分野で充実したデータ、インサイト・アナリティクス、ワークフローソリューション、専門家によるサービスを提供しています。詳細についてはclarivate.com/jaをご覧ください。

本リリースは、Clarivateが2025年10月14日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集(一部追記を含む)したものです。オリジナルは英文ニュースリリースをご参照ください。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。

 

本件に関するお問い合わせ先

【日本国内】
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
アカデミア&ガバメント事業部
Email: marketing.jp@clarivate.com

 

【日本国外:グローバル】
Rebecca Krahenbuhl, Senior Manager, External Communications
Email: newsroom@clarivate.com