海賊版対策

欧州における不正コンテンツ対応

欧州における不正コンテンツ対応 Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor 2019年3月11日 2005年、ユーザーに面白いオリジナルコンテンツを投稿させることを目的として、YouTubeがスタートしました。そのYouTubeが、エンターテイメントチャネルとして、従来型テレビの競合になるなど、誰も予想していませんでした。実際、Googleの報告によれば、YouTubeはモバイルだけで、他の放送局やケーブルテレビネットワークよりも多くの18~49歳の視聴者層を獲得しています。世界で15億人に上るYouTubeユーザーは、1日あたり5億時間分の動画を視聴しています。   このようなオンライン動画の爆発的増加に伴い、コンテンツの著作権侵害も増加しています。たとえば自分で制作していないコンテンツや、共有許可も得ていないコンテンツがアップロードされています。現代のリミックスやサンプリング文化では、完全なコンテンツだけでなく、音楽、動画、画像のスニペットも、そうしたコンテンツに含まれる可能性があります。   デジタル単一市場における著作権に関する欧州議会及び理事会指令案第13条により、アップロード時に著作権侵害を取り締まることで、この問題へ対応することが検討されています。この指令の目的は、YouTubeなどのプラットフォームで以下の取り組みを行い、権利者の保護や救済を確保することです。 最善の努力を図り、著作権で保護されるコンテンツの使用許可を取得させる。 過去にこの通知を受けた人は、その不正コンテンツを使用できないようにする。 通知を受けたなら、速やかに不正コンテンツを削除する。   欧州委員会は、この指令によって、表現の自由を推進し、ユーザーにヨーロッパでは手に入らなくなった音楽や映画へのアクセスを認め、インターネットユーザーが著作権で保護されるコンテンツを合法的にアップロードできるようにしたいと考えています。欧州議会、欧州理事会、欧州委員会がこの合意に達するまでに2年半を要しましたが、この新ルールは、さらに今年3月か4月に開催される議会で最終的に可決される必要があります。   今年中に欧州議会の議決結果が出る見込みですが、その間、コンテンツを安全に保つために取り入れられる方法がありますので、ご紹介しましょう。適切なテクノロジーを利用する、貴社のIPやSNS特有のプログラムをデザインする、また視聴者に正規のコンテンツの場所を教えるなどの対策を取り入れることができます。それでは具体的に見ていきましょう。   適切なツールを使用する。これらのプラットフォームの多くには、著作権侵害に対抗するための専用ツールが搭載されています。たとえば、Facebook Rights Managerは、プラットフォーム上のコンテンツの特定、削除、収益化をサポートする高度なツールです。このツールをしっかり管理し、もしくは他社に委託し、負担を減らしながら、ツールに適切に働きかけることができます。また、これらのプラットフォームを直接スキャンし、著作権を侵害しているコンテンツを探せるツールも必要です。これらのサイトと提携しているベンダーを使用することが理想的です。このような提携を結ぶことで、外部から検索するよりも広い範囲にアクセスすることが可能になるため、貴社の取り組みを大幅に効率化させることができます。 独自のルールを設定する。自社コンテンツの責任は自社で負い、自社の優先度を反映させたルールを設定しましょう。ビジネスのニーズに合わせてプログラムを調節することで、強制措置、収益化、またプログラムを脱線させ得るありとあらゆる問題について、明確な情報を得ることができます。各プラットフォームのエンゲージメントについて明確なルールを確実に設定し、貴社とベンダーの足並みをそろえることで、著作権侵害コンテンツの削除実現にあたり強力な連携を図ることができます。 視聴者を教育する。ソーシャルプラットフォーム上に著作権侵害コンテンツが増えるに伴い、視聴者を教育することが大切になります。視聴者に正規のページが存在すること、また正規のコンテンツにアクセスする方法をしっかり伝えましょう。この情報をサイト上でできる限り率直かつ幅広く伝えることで、誤って不正ページに移動してしまうリスクを抑え、他の場所でそのコンテンツを見つけてしまう前に、正規のコンテンツを購入してもらうことが可能になります。 MarkMonitorのツールは、コンテンツ所有者または権利所有者の保護戦略を支援し、オンラインにおけるコンテンツへのアクセス状況や使用状況を監視します。   MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

国際女性デー知財保護業界で活躍するWWEリーダー

国際女性デー 知財保護業界で活躍するWWEリーダー Kelly Taaffe Senior Write 2019年3月8日 ローレン・ディエネス=ミドレン(Lauren Dienes-Middlen)は、消費者を模倣品から守り、動画コンテンツの不正共有をなくすことで、大きく変わると断言します。もちろん、大変な作業ですが、確かな影響を与えることができると言います。   ローレンは、ブティック型法律事務所でキャリアをスタートしましたが、現在は17年間勤めてきた世界レスリングエンターテイメント(WWE)で知的財産担当シニアバイスプレジデント兼アシスタント法律顧問を務めています。ローレンの鋭い観察眼が、世界で9,000件以上の商標申請や登録、また世界で8億以上の世帯に配信される世界的に有名なエンターテイメント番組コンテンツの保護を支えています。まもなく迎える国際女性デーを前に、ローレンから、オンライン保護分野におけるご自身の経歴と個人的な成長について、少しお話を伺うことができました。   ブランド保護計画が現在の戦略として進化してきた経緯を教えてください。 WWE入社後、知的財産処理部門をまとめ、この業務を社内で取り扱うことになりました。主に、商標のクリアランス、手続き、維持、また著作権の登録とドメイン名の取得業務を行いました。提携する消費材ライセンシーや、制作される動画コンテンツの数が増えるに伴い、会社の知的財産をオンラインにおける模倣品販売や第三者に対する動画コンテンツの不正共有から保護することを目的とした、オンライン侵害に対する強制措置が中心業務となっていきました。 最初は、2000年代初めの模倣品を中心とした活動でした。2000年代半ばまでにしっかりとした強制措置プログラムを確立し、消費者が品質の良い正規の製品を購入できるようにしました。2000年代後半に向け、オンライン動画の著作権侵害にも注目するようになりました。これは簡単に改善できるものではなく、テクノロジーも毎日のように変化しているようです。 オンライン動画コンテンツの著作権侵害は、コンテンツ所有者や配信者にとって重大な問題です。2009年初め、WWEは積極的な戦略的法的措置プログラムを確立しました。この時注目した点が、現在の優先的な活動でもあります。知的財産(IP)グループは、結成されて以来、有意義で広範囲に及ぶIPプログラムをすべての側面に取り入れるように変化してきました。   どのように戦略の承認を得たのですか? WWEには、トップの人間を始め、洞察力のある人間がたくさんいます。賢く使われている限りは、投資を惜しむことはありません。先を見据え、遠い未来に備え、常に広い視野を持つことを忘れません。 2009年、当時のCFOとミーティングを行いました。全体的なIP予算とその使用方法について協議しました。CFOから、プログラム全体のうち、どの問題に対応したいのかと聞かれました。実際に現実に発生しているオンライン動画の著作権侵害問題や、強制措置プログラムの導入に必要なコストに関する情報を伝えたところ、CFOから「承認」を得ることができました。 WWEは、常に知的財産を最大の資産とみなし、これを保護することが長期的な成功のカギであると考えています。   何がローレンさんのキャリアを突き動かしてきたのですか? 大学時代まで遡ります。健康上の問題から、大学を一時休学しなければならなかったのですが、最終的には法科大学院に行きたいと考えていました。休学中、法律事務所のアルバイト先を探したところ、ブティック型IP法律事務所で、商標法を専門とするシニアパートナーの下で働ける素晴らしいポジションを見つけました。 昔から、広告、マーケティング、法律に興味がありましたので、知的財産法の道に進んだのも自然な流れでした。シニアパートナーから、あらゆることを学びました。彼は、私の師匠です。商標手続きについて、一から本当にたくさんのことを学びました。彼は、現在でも私の友人であり、同業者です(その後、何年も経ってから、私の結婚式にも出席してくれました)。 作業はかなり単調で、インターネットから情報を得ることもできませんでした。事務所の法律図書館にある実際の書類を基に調査を行わなければなりませんでした。現在のオンライン申請とは異なり、当時の商標申請は、タイプライターで入力した書類に返信ハガキを添えて、物理的に商標事務局に郵送されていました。現在のオンライン手続きでは、申請者本人にも簡単にアクセスできるようになったため、本当に楽になりました。 その後、さらに大手のIP事務所に転職しましたが、ここでの経験が専門家としてのキャリアに本当に役立ちました。IP関連の訴訟や強制措置に関する経験は、この事務所で得たものです。   社外弁護士と社内弁護士の立場には、どのような違いがありましたか? 社内弁護士として働くことで、企業の仕組みやその機能、目的について、これほど幅広い知識を得られるとは思っていませんでした。社内弁護士になって直ぐに、その会社の事業について詳しく知らなければ、その中心、心臓部分、そして固有の特性を理解することはできないと悟りました。企業について内側から学ばなければ、IPの適用、使用、保護について、その事業部門に詳しく包括的な分析を行うことはできないとわかりました。 私は恵まれていました。私が取り扱う法律の種類や、それを取り扱う場所のお陰で、この業界に何年もいますが、今でも弁護士の仕事を本当に楽しんでいます。WWEは、最もダイナミックな企業の1社です。日々、昔のIP世界とは違うものに触れています。   あなたにとって、成功とは何ですか? 成功を測る物差しはたくさんあります。個人的には、私が家族を愛し、そのためには何でもすることを知った上で、家族が幸せで、目標を達成してくれたら成功と言えます。仕事では、重要な案件に法的諮問や解決策を提供できた時、全社的イニシアチブへの関与を求められた時、そして私が大きく貢献できたと認識した時が成功と言えます。また、会社の経営陣が、他の誰かに何らかの件で「ローレンに確認して」と指示した時です。それが私の成功です。   あなたにとって最大の課題を教えてください。 これまでに取り扱ったことのない問題に取り組む時が、最大の挑戦です。社内弁護士である以上、問題を認識し、それを会社にとって最善な方法で解決しなければなりません。すべての問題の「舵取り」ができるとは限りません。時には、コントロールできないもの、すべきでないもの、見ぬふりをするものもあります。代わりに、問題を理解し、問題解決に取り組むことに自己投資する必要があります。 単純に適切な人とつながることで目的を達成できることもあります。また、法律が何と定めているか、どのような会社論理が認められるか等、自分自身ですべきことを判断しなければならないこともあります。このような時に、自分がどのような弁護士であるかがわかります。「足を踏み入れる」ことが怖くないのであれば、正しい職業に就いていると言えるでしょう。 現代世界では、どの部署も無駄が省かれ、すべての人が複数の役割をこなさなければなりません。出社時に何かを予定していたとしても、その日中に必ず成し遂げなければならない仕事は変わるものです。それに不満を感じる人もいますが、私は、そのようなスピード感があり、変化し続ける仕事をとても気に入っています。WWEは活気ある刺激的な会社ですから、業務もそうあるべきです。   優れたリーダーに必要な要素は何ですか? 私はチームを重視します。チームメンバーの視点からその負荷を検討し、公平かつ十分に目標に適した作業が与えられるようにします。チームメンバーにも、私のようにWWEでの仕事を好きになってもらいたいと思います。私自身、法律事務所のパラリーガルとしてキャリアをスタートさせ、法律分野のあらゆる部分について学びました。自分がやらない仕事や、やったことのない仕事を人に頼むことはありません。 いつも、一番に出社し、最後に退社するように心がけています。チームメンバーには、一人ひとりの仕事に同様の価値があり、チームにとって重要であることを理解してもらいたいと思います。これは、私にとって最も重要なことです。自分自身も、チームのリーダーではなく、チームの一員であるという考え方が必要です。 「Lean in」(一歩を踏み出す)という言い回しがあります。ただし、ただ踏み出すだけではいけません。一歩を踏み出し、立ち上がり、自身の能力に自信を持つ必要があります。そして、他者にもその能力を確実に認めさせる必要があります。ここにいる一人ひとりの意見が同様に大事で重要なのです。   仕事以外の私生活について教えてください。仕事と生活の正常なバランスをどのように保っていますか? 旅行や読書が好きです。旅をすると、自分を発見すると言いますが本当です。また、時間があれば、古典文学でも雑誌でも、優れた書籍の世界へも「旅」をします。 幸運にも、WWEは、仕事以外の生活も認めてくれる場所です。実際、WWEとは、私たち一人ひとりの経験や情熱の集合体であるわけですから、WWEでは、最も面白い私生活を送っている人が最も成功しています。   MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

利益回復のため海賊版IPTVと戦う

利益回復のため海賊版IPTVと戦う Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor   2019年2月4日 インターネット接続速度とIPTV対応デバイスの低コスト化によって、インターネットプロトコルテレビ(IPTV)が短期間で普及しています。   法律に則って放送局がIPTVソリューションを利用している一方で、多くの不正なコンテンツが配信されており、同じ技術が利用されています。違法なIPTVを通じて何千ものチャンネルを配信するだけでなく、地理的にブロックされるべきチャンネルが視聴可能にされるなどしています。スポーツの生放送、有料チャンネル、さらには授賞式なども、不正なサービスを通じて視聴されています。   その結果、より安く、あるいは無料でも海賊版を入手できるようになったことから、より多くの放送権所有者や放送局が、登録料収入に対して深刻な問題に直面することになりました。実際、Web上で「無料の」IPTVサービスを検索するのは簡単です。登録して、視聴するためのサポート動画さえあります。 不正配信には、不正なチャンネルを配信するために使用されるストリーミングサーバー、IPTVサプライヤーにサービスを提供するペイメントプロバイダー、ボックスとIPTVサブスクリプションを利用可能にするサプライヤーがいます。   売上への影響 IPTVの海賊版は、コンテンツの価値を損なうだけでなく、ユーザー1人当たりの平均収益(ARPU)も失うことになります。残念なことに、これに関して何も悪いことではないと考えている人もいます。YouGovの調査では、英国ブロードバンドに接続した約490万の大人が海賊版IPTVストリーミングサービスを使用していることがわかりました。   これらを踏まえると、海賊版への対応には不正規なIPTVサービスから不正ストリームを検出、文書化、除去することが重要と言えるでしょう。   ほぼリアルタイムで検出、検証、実施 IPTVサービスの包括的なデーターベースから情報を収集 慎重なスキャンで不正なプラットフォームによる検出を回避 トラフィック基準の阻害でIPTVサービスに優先順位をつける   上記プロセスの管理を経験がない企業が行うことは困難な場合もあります。MarkMonitorではグローバル対応可能な専門家とアナリストのチームがサポートします。戦略を侵害状況に合わせて、プロセスを合理化できます。IPTVの需要は間違いなく増大します。一方で御社のARPUを減少させてはいけません。海賊版との戦いについてはこちらをご覧ください。     MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

2019年に注目すべきオンライン脅威

2019年に注目すべきオンライン脅威 Kelly Taaffe Senior Writer, MarkMonitor   2019年1月10日 仮想通貨を利用したものから模倣品に至るまで、サイバー犯罪の勢いは留まるところを知りません。   アジア発のオンライン上の脅威が急増し続けています。中国や香港産の模倣品が、合計4,000億ドル(43兆円)近くとされる世界の模倣品市場の86%を占めると予想されています。シマンテックが発表した2018年のインターネットセキュリティ脅威レポート(ISTR)によると、2017年、IoT攻撃は600%増加し、コインマイニング活動に至っては、34,000%も急騰しました。   2019年は、このような脅威トレンドに注目していきましょう。MarkMonitorでは今年も、ブログやイベントなどを通して、皆さんに最新情報をお伝えしていきます。   目が離せない仮想通貨の動向 仮想通貨関連の脅威が注目を集め、ビットコインその他の詐欺行為の対策も頻繁に取り上げられるようになりました。多くの投資家や企業、機関が、この新形態の取引を活用しようとしている一方で、サイバー犯罪者もこの機会を最大限に利用しようと、不法行為の数を増やしています。今年は、企業を脅かすクリプトフィッシング(cryptophishing)を初めとする仮想通貨関連の詐欺について詳しく説明していければと思います。   顧客中心 消費者がどんなに信頼していたとしても、模倣品市場として最も脆弱なチャネルはデジタルマーケットプレイスです。MarkMonitorはオンラインショッピングに関する世界的アンケート調査を実施し、12月にその結果を発表しました。このレポートによると、アンケート調査に参加した消費者の88%が、ブランドは消費者を守るための対策を強化するべきであると考えています。   中国のインターネットユーザーの71%がオンライン決済またはeコマースサービスを利用している現状を踏まえ、ブランド関係者はオンライン戦略の強化に向けて奔走しています。2019年、MarkMonitorは、ブランド保護の傾向を調査するためバロメーターレポートを作成して、詳細な洞察を提供していきます。   GDPRと企業の調査 貴社ブランドはGDPRの施行に沿って、確実に保護されているでしょうか?MarkMonitorは今年も最新情報をお伝えしながら、企業の皆様をサポートしていきます。   アクセス可能な登録者データの内容は、捜査当局だけでなく、サイバーセキュリティ調査にも影響します。アンケート調査に参加したWHOIS/RDS2レビューチームメンバーの67%が、WHOISから取得できるデータは十分ではないと回答しています。GDPR施行以前、この数字は2%程度に過ぎませんでした。今後もMarkMonitorが、進捗の都度、最新情報をお伝えしてまいります。   止むことのない著作権侵害 IPTVが登場し、悪質なストリーマーたちは新手の不正コンテンツの新たな販売経路として利用しています。正規コンテンツのオーナーは今や、安価な(無料の場合もある)海賊版を提供する侵害者と戦わなければなりません。このような著作権侵害は、コンテンツの価値を下げるだけでなく、ARPU(ユーザー1人あたりの平均収益)にも影響します。   これらの攻撃者に遅れを取らないようにするには、包括的なIPTVサービスのデータベースへのアクセスが必要です。また、IPTVにおける著作権侵害に対抗するには、ほぼリアルタイムで検知や検証を行う必要もあります。MarkMonitorのブログでは、ベストプラクティスやツールに関する最新情報をお伝えしていきますので、お見逃しなく。   ドメインの管理 ドメインポートフォリオの保護や最適化において、ビジネスインテリジェンスがかつてなく重要になっています。2019年は、さらに賢い登録方法やドメインライフサイクルの判断方法、また重要なドメイン資産の保護方法について、最新情報をお伝えしていきます。   一般的なトップレベルドメイン(TLD)登録による防御に代わる手法として、ブランドオーナーが利用できるブロッキングサービスにも引き続き注目していきます。今年は、普及し続けている.Brandsについて、多くの情報をお届けします(2018年11月2日の時点で、.Brandドメインの登録数は、第2四半期比19%増の15,568件を記録しています)。   MarkMonitorのブログを引き続きフォローして頂き、最新情報をチェックしてください。2019年もお客様のオンライン体験がより安全なものになるようMarkMonitorはサポートして参ります。   調査レポートの全文は、こちらからご覧になれます。 MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

2018年夏の著作権侵害情勢を振り返る

2018年夏の著作権侵害情勢を振り返る Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor   2018年10月21日 夏が過ぎてすっかり秋めいてまいりました。今年夏の著作権侵害情勢を振り返りたいと思います。6月1日から8月31日にかけ、デジタルコンテンツの著作権侵害に関するグローバル指標(Global Digital Piracy Index:GDPI)に基づき、420本以上の人気映画やテレビ番組をモニタリングしました。この分析の一環として、全体的な侵害状況や、著作権侵害が最も多かった地域とその形態に注目しました。   MarkMonitorが専有するGDPIデータベースは、オンライン上で著作権侵害コンテンツが使用されている状況について詳しい情報を抽出することができます。独自のモニタリングで、ファイル共有の傾向について、全容を把握することが可能になります。このデータを利用して、世界的な著作権侵害の分布を検討し、適切なオンラインブランド保護戦略について提案したいと思います。まずはデータを検討しましょう。   侵害総数 BitTorrentを中心とするファイル共有状況に注目すると、合計16億9千万件という10億の桁に届く、膨大な数のユニーク侵害数を確認しました。驚異的な数字です。この内訳を詳しく検討していきましょう。       海賊版のフォーマット 多くの侵害が確認されている地域が判明しましたが、どのような海賊版が最も多く確認されているのでしょうか。データから、不正コンテンツで観ている人々の間で、高画質ダウンロードや早期アクセスが最も蔓延していることが分かりました。ブルーレイや高画質のWEBRipが最も多く、カムコーダーも依然として、非常に多く確認されています。     膨大な数の侵害にどう対応するか 侵害数が10億の桁まで届き、世界中に拡大しているネットワークで、高画質のコンテンツへ早期アクセスすることも可能になっていることを考えると、この問題に対応するのは困難にみえます。どのような対策が必要になるのでしょうか。   海賊版対策: 直面している問題を全体的に検討し、戦略的な提案をできる業界専門家からの協力やグローバルサポートを仰ぐ必要があります。費用対効果を考慮して戦略を設計サポートできる専門家と協力してください。 データから明らかになったパターンや知見を活用できるテクノロジーで、迅速な対応が可能です。著作権侵害者がコンテンツにアクセスすることを防ぐことが何よりも重要であり、時間との戦いとなります。 著作権侵害対策を実行しても、終わりではありません。GDPIから提供されるような業界レベルのデータをお役立てください。貴社のプロモーション、マーケティング、流通、事業開発戦略に関する貴重な情報です。 著作権侵害に関するデータも、オンライン上の貴社コンテンツの使用状況を知ることができる貴重な情報源です。重要な事実を見落とさないよう活用しましょう。   著作権侵害の状況は変化していますが、ファイル共有の状況が、全体的な著作権侵害に影響し続けていることは間違いありません。Sandvineが発表した最新の『Global Phenomena Report』(世界的な現象に関するレポート)によると、BitTorrentの脅威が舞い戻ってきているようです。消費者を正規のチャネルに戻し、費用対効果を高める戦いは、まだまだ続きます。 本ブログの執筆にあたり、Deividas Slivinskas氏にご協力いただきました。   MarkMonitorブランド保護ソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

MarkMonitorフォーラムでオンラインの課題が明るみに

MarkMonitorフォーラムでオンラインの課題が明るみに Kelly Taaffe Senior Writer, MarkMonitor   2018年10月15日 Sunderlaw Strategies, Inc.のジェーン・サンダーランド(Jane Sunderland)氏は自身の生物学的進化の研究というキャリアが、オンラインブランド保護に関するデータ分析の道につながっているとは想像もしていませんでした。しかし、先週、そのトピックの講演者として、MarkMonitorフォーラムに登壇しました。発展し続ける知的財産業界との類似性をどちらも、データから傾向を探し出す作業とし、現在、さまざまな変化が起こっていると話しています。   さまざまな変化の1つは、オンライン上におけるブランド保護の課題が激増したことと言えるでしょう。激増した問題に対して、司会を務めたMarkMonitorのデーヴ・クーパー(Dave Cooper)は、「問題の核心を明らかにするためにビジネスインテリジェンスは重要です」と、述べています。サンフランシスコのNew Mission Theaterで開催されたMarkMonitorのイベントには、さまざまな業界から大勢のブランド関係者が参加し、ドメイン名管理、GDPR、オンライン詐欺、ブランド保護などをテーマとした議論や基調講演が繰り広げられました。   顧客中心型の風 パネラーを務めたMarkMonitorグループの中に、顧客中心型ブランド保護の創始者と呼ばれる人物、Adobeのリチャード・アトキンソン(Richard Atkinson)氏も参加していました。アトキンソン氏は、善意のユーザー(正規品を購入しようとしている顧客)を重視した戦略を取り入れて以来、ブランド保護戦略は飛躍的に向上していると言います。偽ソフトウェアを摘発する際、善悪の割合、検索エンジン関連の消費者保護率、eコマースの成長率を反映させた指標を取り入れています。また、投資関係者を教育するためにブランド保護に関して議論することも重要です。経営幹部からブランド保護について一言得られればさらに理想的でしょう。   MarkMonitorの製品担当、リカルド・バンディーボ(Rikard Bandebo)は、報告書では侵害摘発数がほとんど記載されず、売上への影響ばかりが注目されていると指摘しています。「侵害数ではなく、その影響」に焦点が移動している現状を踏まえると、顧客中心型の戦略を「ピンポイントで実施」することが重要です。ブランド側で検索テクノロジーなどをカスタマイズすれば、サイバー犯罪の脅威が顧客にどのように影響するのか判定できます。それを活用し、大切な顧客を守ることができます。   ブランド保護担当は、法的措置の数が必ずしもブランド保護戦略の効果を表す指標にはならないと理解しましょう。まずは顧客が何を目にしているのかに注目することが重要です。 デーヴ・クーパー(Dave Cooper), MarkMonitor   ドットブランドのニュースと傾向 Googleのアンディ・エイブラムス(Andy Abrams)氏とBrand Registry Groupのマーティン・サットン(Martin Sutton)氏には、トップレベルドメイン(TLD)関連の知見を共有し、新gTLDの可能性と課題について講演しました。   商標分野のシニア弁護士であるエイブラムス氏は、Googleの商標ポートフォリオ管理における自らの経験を共有し、ICANNが関与する重要性について講演しました。エイブラム氏は、法務部や商標部門の担当者を継続的にこうしたイベントに送り込むことを推奨しています。   その他のハイライト マーケットプレイス上のブランド保護で最も重要な側面についてライブアンケート調査を行ったところ、ほとんどの回答者が、顧客がよく見るリスティングを中心に、侵害の摘発をすることに同意しています。 Greenberg Traurig, LLPのマーク・トランチテンバーグ(Marc Trachtenberg)氏は、eメールやSNSを利用したブランド攻撃と、サイバースクワッティングの歴史について説明しました。確固たる対策を講じ、ブランドを不正に利用するメリットを減らすことを提案しています。また、消費者は、マイナスの経験について、ブランド側に責任を押し付ける傾向があることを強調しました。3社のうち1社の割合でCEO詐欺メールの被害にあっていることを明らかにしました。 MarkMonitorのメアリー・ジェンキンス(Mary Jenkins)は、オンライン保護戦略では最も重要であるマーケットプレイスに焦点を合わせ、優先すべきであると説明しました。これにより、ブランド所有者は侵害率の低いサイトでのコストを大幅に削減することができます。 顧客中心型の戦略については、こちらをご覧ください。または、今すぐMarkMonitorにご相談ください。   MarkMonitorのソリューションについてはこちら 各種調査レポートはこちら 英語原文はこちら

ビジネスインテリジェンスで著作権侵害対策を強化する

ビジネスインテリジェンスで著作権侵害対策を強化する Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor   2018年9月26日 著作権侵害の情勢が劇的に変化し始めたのは、わずか2年前のことでした。   テクノロジーの発展によって仕事や社会生活が便利になる一方、著作権侵害が巧妙さを増しています。海賊版サイトまで登場し、サブドメインを使って人気サイトのブランド力を横取りし、正規のサイトからトラフィックを奪っています。   著作権侵害されたデジタルコンテンツのユーザー層も変化しています。数年前は違法コンテンツを入手するには、手間がかかりました。主に、P2Pを利用し、テレビ番組、音楽、映画のアップロードやダウンロードが行われるため、ユーザーはその中からコンテンツを検索して、適切なTorrentまたはファイルを見つけ出し、ダウンロードしたバージョンの品質に問題がないことを願うしかありませんでした。今日では、KODI(これ自体は正規品)など、オープンソースのソフトウェアによって、アドオンを追加して改ざんされ、「完全にロードされた」ストリーミングデバイスを入手できるようになりました。お使いのスマートテレビに差し込むだけで、ほとんどのコンテンツにアクセスできます。簡単で手間なく利益を得られるマーケットになっています。   情勢の変化により、権利者や放送局によるコンテンツ保護が一層難しくなってきました。しかし、適切な著作権侵害対策を行い、データ利用や分析を行い、取り組みを強化することは可能です。違法コンテンツが利用されている場所や方法を把握することも、戦略の強化に役立ちます。権利者や放送局は、収集したデータを参考に、配信戦略、新製品の早期発売、市場参入戦略の優先順位の調整などの重要な問題に関する意思決定を周知することができます。   MarkMonitorは上記機能を有し、このテクノロジーを利用して、P2Pでのファイル共有、ウェブサイト、検索エンジン、ユーザー生成コンテンツ(UGC)サイト、ライブや動画ストリーミング、KODI、OTTソースなどあらゆるチャネルで、違法コンテンツが利用されている場所、時間、方法に関するデータを収集しています。   MarkMonitorによる著作権侵害問題の解決とは MarkMonitorは、さまざまなツールを利用して、お客様が直面している問題に対処しています。   たとえば、MarkMonitorのデジタルコンテンツの著作権侵害に関するグローバル指標(Global Digital Piracy Index:GDPI)は、オンラインコンテンツへのアクセスと利用方法について、詳細なインテリジェンスを提供します。ファイル共有の情勢に基づく実際のサマリーが作成され、コンテンツ需要を把握することができます。また、Insiteと呼ばれる、業界の情勢を追跡し、KPIを予想するレポーティングダッシュボード「MarkMonitor Up-link」(MarkMonitorの著作権侵害インテリジェンスポータル)や、自動リンク検証ツール「MarkMonitor Savvy」も活用しています。   これらのツールで収集したデータに基づき、さまざまなビジネス分野に情報を提供しています。たとえば、配信やリリース戦略に関する質問への回答や、グローバルマーケティングやプロモーションにおける弱点などを調査します。また、コンテンツカタログのモニタリングや管理関連の意思決定、事業開発の推進、グローバル戦略上の問題を見つけだすサポートもします。   高度な脅威には高度な対応が求められる 権利者や放送局は、コンテンツ共有に使われているすべてのチャネルに対応する戦略を確実なものとし、あらゆる重要な意思決定の根拠となるデータへのアクセスを確保しなければなりません。さらにインテリジェンスはすぐに使えるものでなくてはなりません。   分析やビジネスインテリジェンスを活用して著作権侵害戦略を強化する方法の詳細は、MarkMonitorブランド保護ソリューションをご覧ください。     MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

SNSを考慮した海賊版対策

SNSを考慮した海賊版対策 Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor   2018年6月27日 SNSは世界中の何十億人もの人々をつないでいます。Facebookだけで、ひと月あたり22億人以上のアクティブユーザーがリアルタイムでコンテンツを共有できます。1日に、1億時間以上の動画が視聴されています¹。   数十億人規模のユーザーと、共有コンテンツへの手軽なアクセス故に、海賊版の共有が蔓延する環境が生まれました。それは著作権侵害は、誰もが関与しうるという新たな様相を見せています。企業の戦略もこれに対応できるよう、進化させなくてはなりません。   これらのSNSプラットフォームは最新のテクノロジーと思われがちですが、伝統的なメディア媒体の特徴も持ち合わせています。先日Instagramは、長編動用にIGTVサービスを開始しました。インフルエンサーが最新の製品をプロモーションできるだけでなく、最新のテレビ番組の海賊版も婚プラットフォームでは共有できてしまいます。ユーザーが作成したコンテンツを視聴するサイトであったYouTubeは、独自のIPTVサービスによって純粋なテレビ番組プロバイダーへと大きく変貌しています。さらに、Twitterはメジャーリーグ(MLB)との契約を更新し、試合のライブストリーミングを継続したことから、スポーツファンがSNSプラットフォームに増えてきています。   これらのプラットフォームはソーシャル共有という目的を超えて視聴者を獲得しているため、デジタルコンテンツの著作権侵害対策が機能するどうかが極めて重要です。正規チャネルや活発なSNS上でのプレゼンスがあったとしても、ひとたび悪人の手に落ちればデジタルコンテンツは危険にさらされてしまいます。SNSプログラムを構築するうえで、念頭に置くべき事項をご紹介します。   適切なツールを使用する テクノロジーを活用できるソリューションが必要です。プラットフォームの多くは、著作権侵害に対抗する独自のツールを持っています。たとえば、Facebook Rights Managerは、プラットフォーム上のコンテンツの特定、削除、収益化をサポートする高度なツールです。ツールの管理者を置けば、手間が省け、適切に活用できます。また、プラットフォームを直接スキャンして、著作権を侵害するものを探し出すツールも必要です。サイトと提携関係にあるパートナーベンダーを利用しましょう。外部検索で得られるものに比べてアクセス性が高まり、取り組みの効率は遥かに向上します。   独自のルールを設定する 自社コンテンツに対する責任を負うのは自分自身です。優先度を反映したルールを設定しましょう。ビジネスニーズに合わせたプログラムを設定することで、法的措置、収益化、プログラムを妨げるあらゆる問題が明確になります。各プラットフォームに、明確なエンゲージメントルールを定め、自社とベンダーが協調していれば、効果的に海賊版コンテンツを特定、削除できます。   ユーザーを教育する ソーシャルプラットフォーム上の著作権侵害コンテンツが増加している状況で、鍵となるのはユーザーの教育です。認証されたページにはどのようなものがあり、正規コンテンツにはどのようにアクセスすればよいのかを、ユーザーに確実に伝えましょう。情報をサイトでできるかぎりオープンかつ広く伝えることで、誤って不正ページへ移動する可能性を下げ、別の場所でコンテンツを探すことがないよう改善を図れます。   SNSは、テクノロジーツールや、数十億人の既存ユーザーを抱えているため、著作権侵害の格好の標的となります。テクノロジー、専門知識、ユーザー教育をうまく活用して対抗していきましょう。   ¹ 『Facebook Reports First Quarter 2018 Results』(Facebookレポート: 2018年第1四半期版)、 Facebook(2018年4月25日)     MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

誰もが著作権侵害者になり得る新時代

誰もが著作権侵害者になり得る新時代 Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor   2018年6月18日 次世代の海賊版コンテンツは、多くのユーザーにとって抗いがたいものになっています。テレビ番組、映画、音楽、ゲームへ無制限にアクセスできるパッケージが登場し、洗礼されたインターフェイスで作られたコピー品は、場合によっては正規のストリーミングサービスよりも使いやすいものもあります。   OTAストリーム、アドオン、SNS、ライブストリーミング投稿は、著作権侵害の形を変えています。もはや侵害は、テクノロジーに精通したユーザーが、違法なトレントサイトから最新の漏洩データを手に入れるだけには留まりません。トレントサイトから海賊版を視聴するなどと考えもしなかった人や、「Cyber Locker」が何かすらわからない人が、ストリーミングデバイスでデータを読み込み、ウェブブラウザやモバイルアプリから盗まれたコンテンツにアクセスしています。   ネットワーク機器メーカーSandivineのスポークスマンであるダン・ディース(Dan Deeth)氏は、Wiredの記事の中で次のように述べています。「Kodiやプラグインシステム、またこうしたプラグインを作った人々によって、プロセスはとても簡単になりました。誰にでも使えてしまいます。1回設定するだけです。」   海賊版は非常に大きな影響を及ぼしています。最近の研究によると、北米のテレビの6.5%が、既知の海賊版定額制サービスにアクセスしていることが判明しました。年間42億ドル相当、700万人が、正規のチャネルではなく、海賊版に流れていることになります。これは検知された数に過ぎず、他にも何百万人もの人々が違法コンテンツに不正アクセスしている可能性があります。   残念なことに、こういったチャネルにより海賊版コンテンツが新しい視聴者を獲得してしまっていますが、ユーザーを正規コンテンツの利用者に変えることは可能です。料金の支払いを厭わない人々に焦点を当て、そうした海賊版で視聴するユーザーを正規のユーザーに戻すことができます。例えば、「レコード音楽の価値を高める、レコード製作者の権利を守る、レコード音楽の商業利用を拡大する」を世界的ミッションとする国際レコード製作者連盟(International Federation of the Phonographic Industry; IFPI)が2017年に発表したレポートでは、デジタル市場の収益が94億ドル(19.1%)増加したしことがわかりました。正規のサービスに金銭を支払うのをためらわず、実際、著作権侵害者も定評あるサービスを利用していることが多いのです。   支払いを厭わないのに、なぜ海賊版が増加しているのでしょうか? 最も一般的な回答は、アクセスが難しい、リリースが遅い、地域・使用許諾などの問題、視聴したいコンテンツに、多くの定額サービスを利用する余裕はない(または、利用したくない)というものです。   自分には何ができるでしょうか? コンテンツ不正利用者に対する考え方を変えてください。もちろん、海賊版しか視聴しないし人も必ず現れ、当然、このような人は貴社に何の利益ももたらしません。しかし、金銭を支払う意思がある人もいます。こうした人たちこそ、対象とするべき視聴者なのです。   ヒント: 貴社コンテンツにアクセスできるチャネルをすべて伝えてください。 魅力的な価格設定は、サービスを切り替えてもらう際のハードルを下げます。 正規コンテンツの利点(高画質、途切れないアクセスなど)を強調してください。 海賊版を視聴するユーザーは犯罪者ではなく、いずれ正規コンテンツに乗り換えてくれるユーザーだと思って働き掛けてください。 保護という点から、最新の著作権侵害の脅威に対抗する最適な戦術があります。 業界の変化に適応しているサービスプロバイダ―を利用してください。デジタル著作権を侵害しているコンテンツにどのように、誰がアクセスしているかを把握すれば、計画を立てやすくなります。 新興チャネルの数はあまりにも膨大で、テクノロジーなくして監視を行ったり、法的措置を講じたりすることはできません。必ず、チャネルに対応でき、最新のスキャン、ウォーターマーキング/フィンガープリンティング、削除、レポート手法を取り入れているパートナーと協力してください。 プラットフォームからISPまで、世界的な提携関係を築いてください。著作権侵害コンテンツを削除するには、グローバルネットワークの力が極めて重要であり、成功率を上げることができます。 新たな課題に対処できる優れたパートナーが、これまでになく重要です。詳しくは、MarkMonitorにお問い合わせください。   MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら

ストリーミングに沸く世界で進化する海賊版コンテンツ

ストリーミングに沸く世界で進化する海賊版コンテンツ Zachary Wolf Portfolio Marketing Manager, MarkMonitor   2018年5月17日     今日、オンラインで視聴できるコンテンツの長さは、本来、視聴しなければならない長さをはるかに超えています。また、このエンターテイメントを生み出しているのは、従来型の放送局だけではありません。Netflix、Amazon Prime、Huluなども、コンテンツ制作に乗り出しています。実際、Netflixは、2018年を通してオリジナル番組や映画に75億~80億ドルを投資するとしています。   コンテンツブームの理由は明らかです。それは視聴者からの需要があるからです。また、現代型のコンテンツプロバイダーが「まとめ買い」を推奨し、視聴者は絶えず、次に観るテレビ番組や映画を探しているのが現状です。2017年にNetflixが実施したアンケート調査によると、すべてのユーザーを合計した1日あたりコンテンツ視聴時間は、合計1億4千万時間に達していることがわかりました。一方、Deloitteの調査から、アメリカ人の3/4近くが、テレビのシリーズ番組を一気に視聴したことがあることが判明しました。   ところが、高品質コンテンツが無限に存在することに加え、視聴者の飽くなき需要が原因で、著作権侵害に対する大きな脆弱性が生まれています。たとえば、Amazon Primeに観たい番組を見つけたNetflixの利用者は、定額サービスを追加で申し込むのではなく、海賊版で視聴するかもしれません。また特定の国や地域でしか観ることができないテレビ番組がある場合も、同様に海賊版で視聴する可能性があります。   多くのブランドやコンテンツプロバイダーが懸命に著作権侵害に対処しようとしています。特に破壊的な2つの著作権侵害の形があります。1つは、IPTVの著作権侵害です。ここでは、ユーザーは定額料金を支払い(Netflixなどのサービスに支払うのと同様)、海賊版のコンテンツが大量に存在するサービスへのアクセスを取得します。   2つ目の著作権侵害の形は、人気のメディアプレイヤー「Kodi」を利用する方法です。このプレイヤー自体は全く合法的なものですが、オープンソースなため数多くのソフトウェア拡張機能が開発され、視聴者が比較的簡単に海賊版のコンテンツを視聴やストリーミングできるようになってしまいました。それに加え、こうしたアドオンの多くが正規のストリーミングサービスと同程度に巧妙に設計されているため、合法的にKodiを利用しているユーザーと、違法な活動に利用しているユーザーを見分けることが難しくなっています。   著作権侵害は絶えず進化しているため、ブランドやコンテンツプロバイダーは、その対処方法も確実に進化させる必要があります。ウォーターマークを入れる、早期リリースの配信モデルを強化するなどの対策の他、すべての企業が著作権侵害の影響を低減できる技術ソリューションを導入することが不可欠です。さまざまなツール(MarkMonitor独自のツールを含む)を利用することで、正規のコンテンツと海賊版を見分けることが遥かに容易になり、貴社コンテンツを世界に配信している侵害者の一歩先を行くことが可能になります。   MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら