ダークウェブ

ダークウェブの台頭で見えてくる課題

ダークウェブの台頭で見えてくる課題 Luge Pravda Director of Strategic Accounts, MarkMonitor   2018年8月1日 ダークウェブは、企業が直面するブランド保護にまつわる問題の中でも、最も深刻な1つといえます。ダークウェブ自体は新しいものではありませんが、企業はダークウェブの規模を、目に見えるかたちで把握する必要性を認識し始めています。   匿名化ソフトウェア経由でしかアクセスできず、ダークウェブは時に、デジタル世界の闇市としての役割を果たします。ドラッグや武器から大量の個人情報に至るまで、違法商品の売買を求める悪人にとっては格好の場です。ダークウェブやそこで行われる違法活動は謎に包まれていて、人々の関心を買っています。2014年に、FBIとユーロポールがSilk Road(当時のダークウェブ最大のマーケットプレイス)を閉鎖したことが大きく報じられ、その名を一般に広めました。以来、ダークウェブは、頻繁に議論の的となってきました。   当時は多くの人が思ってもみないことでしたが、ダークウェブはブランド保護の観点からも、企業に影響を与えます。ハッカーが企業から盗んだ情報が、ダークウェブ上で売買されることは、よくあります。例えば、今年の始めに多数の多国籍企業から盗んだ顧客データを販売した罪で、グラント・ウェスト(Grant West)に10年を超える服役刑が課されました。The Guardianによれば、被害額は約20万ポンドに上るものと見られています。   こうしたことから、各種業界のブランドオーナー(主に、大量の個人情報や重要なデータを保持するオーナー)は、ダークウェブから身を守るための対策を講じなければなりません。一部の企業だけの問題ではありません。むしろ、オンラインで事業を展開しているすべての企業が警戒すべき問題です。ダークウェブは違法商品の取引を提供する場に過ぎないと言われていますが、サイバー攻撃で奪われた機密データや情報も溢れています。機密書類から写真、動画ファイルなども含まれ、漏えいすれば企業に大きなダメージを与えかねません。   ブランド保護に対する脅威への対応策はたくさんありますが、ダークウェブは例外です。他の環境とは異なり、ブランドオーナーが効果的に自分たちの身を守る法的措置の仕組みが整っていません。しかし、リスクを抑える方法はあります。MarkMonitorは、ダークウェブ専門家チームを設置し、一連のツールやテクノロジーで正確に脅威から身を守り、脅威が発見された際には、迅速にお客様に伝え、問題を解決しています。   先般、ユーロポールは、ヨーロッパ全土に対応するダークウェブチームを新たに発足すると発表しました。同チームは、組織的なアプローチで、ダークウェブ上で起こる犯罪の撲滅を目指しています。このような動きにより、企業が早い段階でダークウェブによる脅威の深刻性を認識するようになります。多くの企業は、無関係と考えているかもしれません。しかし現実には、すべての企業がダークウェブに備えなければなりません。ダークウェブが拡大するにつれ、また詐欺師の手口がより巧妙になるにつれ、あらゆるオンラインブランド保護戦略にダークウェブ対策を取り入れる必要があるのです。   MarkMonitorのソリューションについてはこちら 英語原文はこちら