Jeff Roy

President, IP Group

知財管理への投資と拡張

クラリベイトとCPA Globalの統合により、両者の強みを活かして、更なる優れたソリューションを提供できるようになります。その例として、知的財産管理システム(IP Management System: IPMS)があります。今回の記事では、統合されたIPライフサイクルマネジメントを導入することで、当社が知財管理をどのように進化させているのかをご紹介したいと思います。(IPの未来に対する私のビジョンについては、最近の投稿をご覧ください。)   お客様に最適なものを維持 世界中の企業や法律事務所の知財専門家は、CPA Global IPMSソリューション(FoundationIP、Inprotech、Ipendo、IPfolio、Memotech、Patrawin、The IP Management System、Unycom)を利用しています。当社は、クラリベイトの一部として、現在そして将来にわたって、これらのソリューションに取り組んでいきます。   現在CPA Global IPMSソリューションを使用している方にお伝えしたいのは、クラリベイトがこれを継続して投資および拡張していくことを保証するということです。当社のソリューションがお客様のプロセスで果たす役割を理解し、混乱を回避するために尽力いたします。   当社は、確立された知財管理ソリューションの価値をさらに高めています。これにより、特許・商標データの検証と強化、統合された検索と監視、訴訟データ、訴訟分析などのリアルタイムインサイトなど、クラウドベースのクラリベイトリソースへのシームレスなアクセスが可能になります。これらの機能強化に関する最新情報にご期待ください。 私たちは共に成長することをお約束します。ソリューション全体に統合している新しいデータ資産、テクノロジー、サービスは、法律専門家がクライアントにサービスを差別化し、ビジネスを成長させながら、より効果的かつ効率的にサービスを提供できるよう支援することを目的としています。   知財管理の拡大 さらに、私たちのコミットメントは、既存のプラットフォームへの投資やサポートに留まりません。知財管理は、今後の幅広いビジネス戦略の重要な要素です。   企業の知財担当者や法律事務所の方々とお話をしていると、多くの方が知財ポートフォリオの管理において課題に直面していることを実感されています。これらの資産が持つ潜在的な価値は非常に大きいと認識していますが、バラバラのツール、時間のかかる手動プロセス、着実に増加する特許・商標の量、そしてそれらを管理するためのリソース不足に悩まされています。   さらに、サイロ化されたシステムでは、最も生産性の高い研究開発グループを特定したり、競合他社のIPポートフォリオと比較してベンチマークしたりするなど、実用的なビジネスインサイトを生み出すために必要な全体像を把握することができません。   今こそ知財管理を、管理作業からビジネス価値を高める効率的な原動力へと変える、新しいアプローチが必要です。クラリベイトは、ドケッティングを中心とした考え方から、真に統合されたIPライフサイクルマネジメントモデルへのパラダイムシフトに取り組んでいます。   このモデルは、重要な知財の維持活動のように、既存のツール、タスク、プロセスを結びつけるだけでなく、従来から知財管理として考えられていたものを拡張します。その一例として、当社が市場に投入している一連の新機能があります。これにより、知財部門がこれまで知財管理システム(IPMS)の外で行っていた、これまでのネットワークを超えるコラボレーションやコミュニケーションの改善、請求書の管理、情報フローの合理化を行うことができます。   変革をもたらす体験 新しいモデルでは、最高水準のデータを備えた幅広い知財管理サービスと、IPライフサイクル全体をカバーする自動化機能が統合されています。その結果、デジタル知財ユーザーは、IPライフサイクルのどの時点においても、プロフェッショナルが必要とする機能、サービス、インサイトを、自分がほしいかたちで受け取ることができるようになります。 その際、当社の基本的な目標は「推進すること」です。 管理業務における摩擦を減らすことによる優れた運用の実現 専門家をより大きなIPエコシステムに結び付けることによるコラボレーション向上 データに基づいたインサイトよるより良い意思決定   このビジョンを実現するためには、知財業界ではこれまでに達成されたことのない高度な統合が必要となりますが、お客様のニーズを満たすために、ユーザーエクスペリエンスと相互接続された様々なサービスへの「摩擦のない」アクセスを優先する他の業界では一般的です。歴史的に見て、複数のプロバイダーに機能が分散している断片化された知財市場は、完全に統合されたIPライフサイクル管理システムを開発する上での障害となっていました。クラリベイトは、業界で最大級の幅広い知財管理サービス、豊富なデータ、IPライフサイクルに関する深い知識を一つに集め、お客様が知財の可能性を最大限に引き出すことができるように、これまで分離されていた機能を統合することができる独自の立場にあります。   この画期的な取り組みについては、今後数週間のうちにさらに詳しい情報をお伝えする予定です。それまで、皆様の変わらぬご信頼とご協力をお願いいたします。   知財の可能性を最大限に引き出す準備はできていますか?クラリベイトがどのように企業のイノベーションを加速させ、知的財産を保護し、運用のトータルコストを削減するのか、詳しくはこちらをご覧ください。

法律事務所に対するクラリベイトの取り組み

いまは知的財産法律事務所にとって困難な時期です。イノベーションは加速化し、IPランドスケープはより複雑になり競争も激化するなか、クライアントをつなぎとめるプレッシャーは高まっています。一方で、最近の調査によると、法律事務所の50%は、説得力のある差別化要因が不足していると考えています[1]。価格圧力も高まっており、調査対象の企業の96%は、この傾向は継続すると予想しています[2]。 法律事務所のお客様との会話から、彼らが競争力と収益性を高めるために効率を高める必要性を認識していることが明らかになりました。CPA Globalの調査によれば、知的財産法律事務所の70%が、テクノロジーが ビジネスにとってより重要になると考えています[3]。しかし同時に、デジタルトランスフォーメーションが彼らのコアコンピタンスではないことも認識しています。   IPの可能性を最大限に引き出すためのパートナーシップ 法律事務所は、IPデータ、テクノロジー、およびサービスを使用してこれらの課題に対処することで、効率性、競争力および収益性を向上させることができます。当社は、この支援に取り組んでいます。 知的財産に関する法務サービスの競争環境が進む中、クラリベイトが当社の事業の基盤となる相互に有益なパートナーシップを確固たる意志をもって維持することを法律事務所のお客様にお約束したいと思います。法律事務所は、私たちのIPビジネスの基盤の一部であり、将来のビジョンにおいても重要です。   「…私は、クラリベイトが当社の事業の基盤となる相互に有益なパートナーシップを確固たる意志をもって維持することを法律事務所のお客様にお約束したいと思います。」   私たちの戦略は、法律上のアドバイスを提供するのではなく、IP弁護士により良いサービスを提供するためにテクノロジーとデータ機能を拡張することに注力しています。私たちは、法律事務所とクライアントとの関係を混乱させるつもりはありません。私たちはそれらの関係を強化するためのサポートをしたい思っています。 私たちは共に成長することをお約束します。ソリューション全体に統合している新しいデータ資産、テクノロジー、サービスは、法律専門家がクライアントにサービスを差別化し、ビジネスを成長させながら、より効果的かつ効率的にサービスを提供できるよう支援することを目的としています。   クラリベイトだから提供できること(コアコンピタンス) 法的な見解を提供することは高い専門性を伴うものです。それは将来的にも私たちが行うことはありません。当社のコアコンピタンスは、適切な専門知識、データ、テクノロジーを結集してプロセスの摩擦を取り除き、知的財産弁護士が高品質の情報と分析に基づいてクライアントに最高のアドバイスとガイダンスを提供できるよう支援をすることです。 多くの法律事務所が、テクノロジー対応のコラボレーションワークフローを通じてクライアントとの絆を強化する方法を模索していることを理解しています。これらの長期的な関係を成長させるためにお客様を支援することが、Clarivateにとっての重視点です。過去1年間で、法律専門家がワークフローの統合、コラボレーション、効率性に対するクライアントの期待に応えるのに役立つさまざまな新機能を追加しました。これはまだ始まったばかりです。   「当社のコアコンピタンスは、適切な専門知識、データ、ツールセット(テクノロジー)を結集してプロセスの摩擦を取り除き、知的財産弁護士が高品質の情報と分析に基づいてクライアントに最高のアドバイスとガイダンスを提供できるようにすることです。」   顧客第一の価値観と尊重に基づいて構築された関係 クラリベイトでは、知的財産法律事務所自体、また革新的なイノベーションを世界にもたらす上で法律事務所が果たす重要な役割に深い敬意を払っています。彼らをサポートすることが私たちの業務の中核にあり、それがゆえにイノベーションへの私たち自身の投資を推進しています。 詳細については、担当営業にご連絡をいただくか、以下からお問い合わせください。 お問い合わせ 今後とも変わらぬご信頼とご協力を賜りますようお願い申し上げます。   [1] Source: http://www.altmanweil.com/dir_docs/resource/45F5B3DD-5889-4BA3-9D05-C8F86CDB8223_document.pdf [2] Source: https://www.legalexecutiveinstitute.com/legal-pricing-insights-2018/ [3] CPA Global future of IP Technology survey 2017